【戦績】ジョコビッチがクレーの決勝でベーグルされた試合4選【王者が見せた隙】

 

ノバク・ジョコビッチは、先日行われたベオグラード決勝で、アンドレイ・ルブレフと対決し、6-2, 6-7(4), 6-0のスコアで敗れた。最終セットは明らかなスタミナ切れで、キャリア12回目のベーグルセットをルブレフ相手に許してしまったジョコビッチだが、彼はこれまでにクレーの決勝で4回ベーグルセットを経験している。今回はその4試合を振り返っていきたい。sportskeedaが報じた。

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1:ジョコビッチ vs ルブレフ(2022年セルビアオープン決勝)

先述した通り、ルブレフは6-2, 6-7(4), 6-0でジョコビッチを倒し、ベオグラードで優勝した。ワクチン接種の問題もあり、ジョコビッチはベオグラードの初戦を迎えるまでにわずか2勝しかしておらず、リズムと試合勘のなさは画面越しにもはっきりと見て取れた。

2:ジョコビッチ vs ナダル(2020年全仏オープン決勝)

2020年のローラン・ギャロスで行われた残酷なまでに一方的なタイトルマッチは、ラファエル・ナダルが6-0, 6-2, 7-5で宿敵ノバク・ジョコビッチを下し、大会史上最多の13度目のタイトルを獲得した。

当時のナダルは、ロジャー・フェデラー(20)が持つグランドスラム・タイトル獲得数の記録に並べるかどうか注目されており、一方ジョコビッチも、生涯グランドスラムのダブルタイトルがかかった試合だった。

3:ジョコビッチ vs ナダル(2019年ローマ決勝)

2019年のローマ・マスターズ決勝では、ラファエル・ナダルがノバク・ジョコビッチを6-0, 4-6, 6-1の末に下し、フォロ・イタリコで9個目のタイトルを獲得した。

この時のナダルは、ローマ決勝という大舞台を2004年以来となるシーズン無冠の状態で挑むこととなったが、攻撃的なグラウンドストロークでジョコビッチを打ちのめし、優勝を飾った。

4:ジョコビッチ vs ガスケ(2007年エストリル決勝)

2007年にエストリル決勝へ勝ち進んだ当時のジョコビッチは、まだグランドスラム・チャンピオンですらなく、獲得していたタイトルも4つのみだった。

決勝で当たったのはフランスのスター選手であるリシャール・ガスケであり、苦戦が予想されたが7-6 (7), 0-6, 6-1で辛くも勝利。第2セットでベーグルセットを食らったものの、エストリル初タイトルを獲得した。

(画像=https://www.instagram.com/djokernole/)