全豪オープンへの参加がキャンセルされ、今後の行末が心配されていたノバク・ジョコビッチだが、この度、現地の2月に開催されるドバイOPで復帰するとの報道がされた。sportskeedaが伝えている。
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— Michal Samulski (@MichalSamulski) January 25, 2022
トーナメントのエントリーリストを見ると、トップシードがジョコビッチ、続く第2シードが世界ランキング6位のアンドレイ・ルブレフ、第3シードが世界ランキング9位のフェリックス・オジェ=アリアシムとなっている。しかし、このエントリーリストは、大会公式のものではないため、正式な参加は今後追って発表されるだろう。
その他を見てみると、ランキングのトップ20の内から9人の選手が、この大会に参加する予定であり、例年ドバイは過酷なドローになりがちだが、今年も激しい戦いになることが予想される。ちなみに、ジョコビッチが最後に公式戦をプレーしたのは、昨年末のデビスカップであり、シングルスでは4戦全勝と王者の強さを見せつけた。
加えて、現在のところ、ドバイOPが開催されるアラブ首長国連邦(UAE)では、選手が入国する際にコロナワクチン接種を受けている必要はなく、PCR検査(72時間以内)で陰性であればパスできるようだ。
ジョコビッチは過去にドバイOPを5回制覇しており、相性のいい同大会は、復帰の場所としては最適だろう。今後もジョコビッチには、ワクチン摂取の問題が付き纏うことが予想されるが、彼は今シーズン、1年を通してツアーを回ることができるのだろうか?
(画像=djokernole)