ロジャー・フェデラーは、スポーツ史上最高の選手の一人として広く知られている。1998年にツアーデビューを果たした彼は、テニス界の長寿の象徴でもあるが、今回は彼が達成寸前としている記録を3つ紹介させていただきたい。sportskeedaが報じた。
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1.最多試合勝利数記録(オープン化以降)
On September 30th, 1998 Roger Federer won his first ATP Tour match.
— ATP Tour (@atptour) September 30, 2021
In the 23 years that followed, he won 1250 more. 🙌 pic.twitter.com/rvGj3fSXcy
昨年のウィンブルドンの3回戦で、フェデラーがキャメロン・ノリーを破り、キャリア通算1250勝を達成した瞬間はとても印象的だった。しかし、彼はもう少し勝ち星を重ねる必要があるかもしれない。何故なら、ジミー・コナーズが持つ最多試合勝利数の記録まで、あと23勝と迫っているからだ。
歴代最多勝利数ランク
— モリス@海外テニス情報 (@Morris2009USop) May 15, 2022
1274勝:コナーズ
1251勝:フェデラー
1068勝:レンドル
1051勝:ナダル
1000勝:ジョコビッチ
ジョコが通算1000勝を達成。ちなみに彼は勝率も高くて、83.1255%は歴代2位(1位はナダルの83.2146%)。全仏の結果次第では、勝率ランクも変動するかも。pic.twitter.com/vxszkn51z2
フェデラーは、シングルスで1000勝以上した偉大な5人のうちの1人であり、膝の怪我から無事にカムバックすることができれば、軽々とコナーズを追い抜くことだろう。今年のバーゼルで迎える復帰戦は要注目だ。
2.タイトル獲得数記録(オープン化以降)
Roger that! 🙌
— Tennis TV (@TennisTV) October 27, 2019
The moment @rogerfederer claimed his record 🔟th Basel 🏆. #SwissIndoorsBasel pic.twitter.com/Qgw4tQOYZC
フェデラーが最後にタイトルを獲得したのは2019年のドバイだが、彼はこれまでに100個のタイトルを獲得しており、これもまたジミー・コナーズ(109個)に次ぐ記録となっている。
40歳を迎えたフェデラーは、昨シーズン13試合(9勝4敗)しかプレーしていないが、限られた試合数の中で、ドーハとウィンブルドンで準々決勝に進出した。コナーズに追いつくことは不可能ではないかもしれない。
3.グランドスラム最年長優勝(オープン化以降)
July 14, 2019.
— The Field (@thefield_in) May 22, 2021
Wimbledon men’s singles final.
Championship point Roger Federer.
And then Novak Djokovic came up with this.
What a match!
🎥 Wimbledonpic.twitter.com/OczJ6V8nII
フェデラーは2018年の全豪オープンを制覇して以来、グランドスラムで優勝することが出来ていない。2019年のウィンブルドンでは決勝まで勝ち進んだが、彼の悲願はジョコビッチによって潰えている。
現在、グランドスラムの最年長優勝記録を持つのはケン・ローズウォール(37歳と62日で全豪オープン優勝)なのだが、2019年のウィンブルドンでフェデラーがジョコビッチを倒せていたら、この記録は打ち破られていたことになる。
(画像=https://www.instagram.com/rogerfederer/)