ドミニク・ティエムは、グシュタードで行われたスイス・オープンで、今年最初の準決勝進出を果たした。彼は昨年6月に手首を負傷し、それから長いスランプ期間を経験してきたわけだが、復調の源には家族からのサポートがあったそうだ。sportskeedaが報じている。
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Dominic Thiem talks about what his return to winning ways means for his team and family, and how his relationship with coach @massunico has helped through good and tough times ♥️
— The Slice Tennis (@theslicetennis) July 22, 2022
Domi is into his first ATP SF since Madrid 2021 pic.twitter.com/rI0C4C6M74
ティエムがツアーレベルでベスト4に進出したのは、2021年のマドリード・オープン以来となる。彼はこの怪我によって自身と家族が受けた影響と、サポートの重要性について以下のように語った。
「誰もそのことについて語らないけど、家族にとっても大変な時期だったんだ。もちろん、ケガをしている間はずっとひどい状態だったし、いつ復帰できるのか、いつ元気な姿に戻れるのか、不安もあったはずだよ」
「だから、勝利できる状態に戻ってきた今、家族たちも楽しんでくれていると思う。外からたくさんのエネルギーを与えてくれるのは、僕にとってはとても重要なことだから、大きな支えになっているよ」
スター選手の片鱗を見せながらも、試合に勝てない苦しい状況が続いていたティエム。本人が感じていた苦悩は想像もできないが、彼をサポートする家族にとっても苦しい状況だったのは間違いない。グシュタードの準決勝は惜しくもマッテオ・ベレッティーニに敗北してしまったが、彼がトロフィーを掲げる姿も近いうちに見れるかもしれない。
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(画像=https://www.instagram.com/domithiem/)