ラファエル・ナダルは、全豪オープンの公式YouTubeチャンネルで、彼自身がお手本としていた選手について語った。sportskeedaが報じている。
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ジュニアテニスプレーヤーのイザヤ・ムバニくんと対談したナダルは、まず最初に「子供の頃のヒーローやロールモデルは誰でしたか?」と尋ねられた。そこで彼は、元世界王者であり、現在は自身のコーチを務めるカルロス・モヤの名前を挙げた。
「子供の頃、今の僕のコーチであるカルロス・モヤと、よく一緒に練習できたことは、とてもラッキーだったよ。モヤも僕が住んでいるマヨルカ島の出身で、子供の頃にとてもポジティブなお手本を見せてもらったんだ」
今でこそナダルを始めとして、ポーラ・バドサや、カルロス・アルカラスなど、スペイン出身のプレーヤー達は素晴らしいオフェンス力を持っているタイプの選手が多いが、元を辿れば、モヤがスペインに持ち込んだ超攻撃型のストロークが彼らのルーツとなっている。そんなモヤに、ナダルが憧れを持つのは自然なことだろう。
続けてナダルは、テニスをする上で最も好きなことについて質問された。
「子供の頃からテニスをしているからね。趣味を仕事にできているのはとてもラッキー。昔からテニスが好きだったから。子供の頃から、激しさと情熱を持ってプレーして、それを楽しんでいるんだ。世界中にたくさんの友達ができたのも嬉しかった」
加えてナダルは、もし9歳の自分に話しかけることができたら、どのようなアドバイスをするのかについて答えた。
「よくわからないけど、とにかく楽しめってことだね。9歳の頃は、そのスポーツが好きかどうかとか、ベストを尽くすかどうかについて考えるのが最も重要だと思うから。でも、友達と一緒に楽しむことが一番大切だよ」
ナダルからいくつもの金言を受けたムバニくんは、かつて彼がモヤをお手本としたのと同じように、ナダルをロールモデルとしてテニスに励むことだろう。ナダルのレガシーは、あらゆる形となって後世に残り続けるはずだ。
(画像=rafaelnadal)