【海外テニス】ポールが逆転勝利を呼び込むルーティーンを明かす「トイレで自分を叩いて鼓舞するんだ」

今シーズン絶好調のトミー・ポールが、現在開催中のインディアンウェルズで使った戦術の洞察について語った。sportskeedaが報じている。

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ポールは3回戦で、難敵フベルト・フルカチュと対戦した。そこで彼は最初のセットを失ったものの、見事な逆転勝利を収め、初めてのマスターズタイトル獲得の可能性を残すことに成功した。

ポールは、テニスチャンネルの試合後のインタビューで、センセーショナルな逆転に繋がったある行動について明らかにした。

「最初のセットは少し調子が悪かった。相手もあまり良いプレーはしていなかったと思う。サービスブレイクが3回あったみたいだしね。サーフェスの様子も自分が予想していたものとは反してかなり遅く、特に自分がプレーしたコートはさらに遅かった」

「だから、最初のセット後にはトイレに行って、自分自身を叩いて『おい、やるんだろ』と自分に言い聞かせた。2セット目はもっとエネルギッシュにプレーしたよ。自分を鼓舞したことがいい結果になって、途中はどうなるかと思ったけど、勝ててうれしいよ」

世界ランキング19位のポールは、2023年シーズン開幕からスタート奪取に成功しており、18試合中14勝を挙げ、メキシコ・オープンでは準優勝を果たした。また、彼は全豪オープンで準決勝に進出し、デルレイ・ビーチ・オープンではベスト8に進出した。

まだATPタイトルをキャリアで1つしか獲得していないポールだが、最近の安定したパフォーマンスを継続すれば、いずれ近いうちに何らかのタイトルを手にする可能性は高いだろう。ポールの今後に注目したい。

(画像=https://www.instagram.com/tommypaull/)