【海外テニス】ジュニア時代メドベージェフを指導したコーチが裏話を暴露「罰則を逃れるために〇〇をしてた」

ダニール・メドベージェフの幼少期のコーチであるIgor Chelyshevが、ジュニア時代のメドベージェフのエピソードについて語った。sportskeedaが報じている。

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ジュニア時代のメドベージェフは、12歳の時に入会したモスクワ南西部のクラブでトレーニングを行っていた。それから彼は約6年間、コーチのChelyshevの下で練習に励んでいた過去がある。

しかし、気性が荒いメドベージェフは、ラケットを投げることでしばしば罰則を受けていたそうだ。内容としては、ラケットを粗末に扱う度に、コートの周りを10周走る約束だったそうだが、あまりにも頻繁に走らされたことで、彼は新しい抜け道を発見したらしい。Chelyshevは次のように語っている。

「ラケットを投げてしまったら、4つ並んでるコートの周りを10周走るんだ。彼はトレーニング中に20周は走ったよ。その代わり、1時間半から2時間続く練習時間の内、15分が無駄になるけどね」

「そして、無駄な時間を過ごしたくないと悟った彼は、ラケットの代わりにシューズを脱いで投げ始めた。シューズを投げてはダメなんてルールはなかったから、自分で考えて抜け道を見つけたんだ」

加えてChelyshevは、子供の頃のメドベージェフの印象についても答えた。

「特に何もない。普通だ。ただ他の子供たちよりも少し意地悪だったかな。何かがうまくいかないと、みんなが知っているようにヒステリーが始まる」

「だけど、彼は優れたセンスを持っている。もし彼がテニスではなく、他のスポーツに打ち込んでいたとしても、同じように成功していたはずだ」

ラケットの代わりにシューズを投げるとは、なんとも斬新な行動だが、誰も思い付かないようなアクションに走るのが、メドベージェフの魅力でもある。彼は今後も、ユニークなプレーとセレブレーションで、ファンたちを楽しませてくれるに違いない。

(画像=https://www.instagram.com/medwed33/)