ニック・キリオスは、コート上の振る舞いから悪役とされることが多いが、目も当てられないような問題行動をしていた以前と比べると、今の彼は少し落ち着いているように見える。悪童の心境にどのような変化が起きているのかは不明だが、本人が語るところによると、現在のガールフレンドであるコスティーン・ハッツィの影響が大きいようだ。sportskeedaが報じている。
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キリオスは上記の『The JBK Show』のインタビューで、自分に付けられている悪童のイメージついて以下のように語った。
「自分では全然、テニス界の悪ガキだとは思っていないよ。メディアがキャリアのごく初期に、あいつは悪役だってイメージを作っただけ。コスティーンが、ガールフレンドとしての役割を担ってくれて、俺をコントロールしてくれたし、たくさん支えてくれたよ」
昨シーズン、キリオスはキャリアベストの成績を残したが、彼がハッツィと付き合い始めたタイミングが一昨年の12月だったことを考えると、ハッツィがキリオスにもたらしている影響は計り知れないだろう。
残念ながら左膝の怪我の影響で、全豪オープンには出場できなかったキリオスだが、左膝軟骨の嚢胞を治療するための手術は無事に成功し、彼のマネージャーによると、3月に開催されるサンシャインダブルを復帰の目処にしているようだ。
ノバク・ジョコビッチが優勝し幕を閉じた全豪オープン。彼がグランドスラム最多優勝記録に並んだことで多くのファンが熱狂したが、キリオスやカルロス・アルカラスといったツアーの主役たちが戻って来れば、ツアーはさらなる盛り上がりを見せるだろう。
(画像=https://www.instagram.com/k1ngkyrg1os/)