シフィオンテクが涙の理由を話す。「勝っても負けても泣かない週はない」

 

全豪オープンの4回戦で、イガ・シフィオンテクは、ソラナ・シルステアとの試合に勝ったにもかかわらず、コート上で涙を見せた。その理由について、彼女は感情のコントロールの難しさを挙げた。sportskeedaが報じている。

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シフィオンテクはシルステア戦の前に、自身にかかっている大きな期待が原因となり、過度なストレスがかかっていたことを明かした。

「この試合では、ストレスレベルがこれまでの試合よりも高かったような気がする。だからこそ、最後の最後で感情が爆発してしまった。私の場合、泣かない週はないの。負けても泣くし、勝っても泣く。そういうものなんだ」

去年の全仏オープンで、大阪なおみが記者会見をボイコットしたことがきっかけとなり、今の女子ツアーではメンタルヘルスの重要性が高まってきている。シフィオンテクをはじめとして、彼女たちがどれだけのストレスに晒されているのかは想像もつかない。

昨シーズンのWTAファイナルズでは、マリア・サッカリに敗れた後、あまりの悔しさから会見をスキップした過去を持つシフィオンテク。コート上の勇姿からは想像できないほど、彼女は繊細な心を持っているため、ストレスと向き合うのはとても大変なことだろう。どうせ涙を流すのであれば、せめて勝利の涙を流してもらいたい。

(画像=wta)