【海外テニス】メドベージェフがフェデラーを見て学んだことを明かす「試合中のロジャーは怒っているようにも見えるけど・・・」

世界ランキング7位のダニール・メドベージェフが、Eurosportの取材で、偉大な先人であるロジャー・フェデラーから学んだことについて語った。sportskeedaが報じている。

【関連記事】トニーがナダルの息子との関係について語る「家族が増えて私は嬉しい」

メドベージェフは、フェデラーがコート内外で異なるメンタリティを持っていることに注目しているらしく、フェデラーがロッカールームではいつも”とても冷静”であったのと同時に、コートに立つと性格が一変し、時には怒っているようにも見えると説明した。

「これはある意味ロジャーから学んだことなんだけど、彼はロッカールームではとても冷静で、面白くて、ニコニコしている。だけど、いざコートで対面し、自分が最高のショットを打つと、そこにはテレビで見たようなロジャーがいる。憧れの人だからと笑顔で接しようとしても、試合中の彼は怒っているようにも見える」

「彼と対戦した時のことを思い出すよ。ロジャーが持っているオンとオフの心構えは自分も学ぶべき点だし、試合ではそうあるように心がけている」

「若い頃は、楽しもうという気持ちが強かったと思う。でも、テニスに真剣に取り組むようになってからは、試合中はただ勝ちたいし、そのために集中したいんだ」

メドベージェフは、常にロジャー・フェデラーを熱烈に支持してきた。2022年のレーバー・カップでフェデラーが引退した際には、彼のキャリアに敬意を表し、SNSで功績を称えている。

「この伝説的な選手がいないテニス界を想像するのは難しい。なんて素晴らしいキャリアなんだろう!統計や数字、タイトルを見れば分かるけど…。彼は不可能を可能にしてきたんだ。ロジャーの次なる人生に幸あれ」

フェデラーのメンタリティを学び、彼のキャリアを称えることは、メドベージェフにとって非常に重要なことであり、彼のプロテニス選手としての成長につながっているのかもしれない。

(画像=https://www.instagram.com/medwed33/)