【全豪オープン】試合を終えたドレイパーがナダルを称賛「彼と戦えたのは本当に光栄だった」

 

流星の如くツアーに現れた期待の若手であるジャック・ドレイパーは、全豪オープンの1回戦でラファエル・ナダルを相手に善戦したものの、痙攣の影響もあり5-7, 6-2, 4-6, 1-6で敗退した。彼の将来の成長が楽しみに感じられるゲームだったわけだが、ドレイパー本人もナダルから学べるポイントがあったようだ。sportskeedaが報じている。

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試合後の記者会見でドレイパーは、ナダルについて以下のように振り返った。

「前にも言ったけど、ナダルは象徴的なプレーヤーなんだ。フォアハンドのスピンの使い方、レフティのパターン、彼特有の戦術とかね」

「彼は信じられないようなプレイヤーであるのと同時に、競争者で、真のロールモデルだ。彼とコート上で戦えたのは、本当に光栄だった。自分は実力のほとんどを出し切ったけど、痙攣が起きてしまって残念だよ」

加えてドレイパーは、ナダルを相手に感じた手応えについてもコメントした。

「第3セットの初めまでは、全てを出し切ることが出来ていた。試合をコントロールしていたのは自分だった気がするんだ。ナダルとの対戦は初めてだったけど、第2セットは落ち着いて取ることに成功した」

「もし、あのまま健康体で試合を続けられていたら、どうなっていたかわからないよ。痙攣の影響は大きかったね。もちろん、このフィジカルの問題は解決まで時間がかかる。忍耐が必要だ」

昨シーズンは、新人王候補の最終リストにノミネートされたことからも分かる通り、ドレイパーのポテンシャルには、多くのファンが期待を寄せている。彼がどのような成長を遂げるのか、今後も注目だ。

(画像=https://twitter.com/RelevantTennis)