2022年シーズン、ホルガ・ルーネは信じられないほどの高みへと昇った。19歳ながらトップ10入りし、マスターズ制覇も成し遂げたわけだが、彼のコーチを長年務めるラース・クリステンセンによると、ルーネは幼い頃から向上心旺盛な性格だったようだ。sportskeedaが報じている。
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ルーネがパリで倒した選手一覧
— モリス@海外テニス情報 (@Morris2009USop) November 7, 2022
■1回戦:ワウリンカ(153位)
■2回戦:フルカチュ(10位)
■3回戦:ルブレフ(9位)
■準々決:アルカラス(1位)
■準決:アリアシム(8位)
■決勝:ジョコビッチ(7位)
同一ATPトーナメントでTOP10選手を5人抜きしたのは史上初の記録。ルーネ強い。pic.twitter.com/K2viRbQMNO
ルーネが7歳の時から彼を指導してきたクリステンセンは、ルーネの幼少期を以下のように振り返っている。
「ルーネのモチベーションの高さは、彼のコーチングを始めた時に、最初に気づいたポイントの1つだよ」
「あの頃は、他の子供たちも週に2、3回セッションを受けに来ていた。普通は、月曜日に新しいテクニックを教えて、水曜日にそれを反復練習し、金曜日になると、ほとんどの子が多かれ少なかれ完璧にできるようになる感じだったんだ」
「でも、ルーネは私が月曜日にテクニックを教えるたびに、水曜日の時点で完璧にこなしていた。彼の母親に一体何をしているのか聞いたら、家に帰るといつも鏡の前に立って、教えられたことをひたすら繰り返していたらしいよ」
世界ランキングトップ100圏外の103位から、2022年シーズンを通じてキャリアハイの10位に到達したルーネ。来シーズンは、同年代のライバルであるカルロス・アルカラスに、どれだけ肉薄できるのか楽しみだ。
(画像=https://www.instagram.com/holgerrune/)