【ATP/テニス】デルポトロが来年の2月中に復帰することを示唆。「すぐに再会できると思うよ」

 

198cmの巨体とは思えない機動力と、全てを粉砕するフォアハンドで世界3位まで登り詰めた過去のあるフアン・マルティン・デルポトロ。彼は膝の深刻な怪我による影響で、2019年からツアーに参加することが出来ていないが、とうとう復帰時期に目処が立ったようだ。ATP公式サイトが報じている。

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デルポトロは自身のSNSで、ファン達に向けてポジティブなニュースを報告した。

 
 
 
 
 
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「自分の近況を報告するよ。今は来年の早い時期にツアーへ復帰することを目指して、一生懸命トレーニングしている。もしブエノスアイレスで復帰して、その後リオでプレーすることが出来たら、それはとても特別なことだ。自分は毎日全力を尽くしているから、もうすぐみんなと再会できると思う。それではお元気で」

 

“タンディルの塔”の愛称で知られるデルポトロは、2019年のクイーンズクラブに出場した際、芝に足を取られてしまい転倒。それからは2度の膝の手術を経て再生治療を行い、約2年間もの間リハビリを続けてきた。一時期はキャリアの存続すら危ぶまれたシリアスな怪我だったが、彼が2011年と2016年にATPアワードのカムバック賞を受賞していることからも分かる通り、不屈の男は今回も見事に立ち直って見せた。

 

現在のデルポトロの世界ランキングは755位だが、世界中のテニスユーザーから愛されている彼は、あらゆる大会からワイルドカードを受け取ることが出来るだろう。ぜひとも来シーズンは地元アルゼンチンのブエノスアイレスで完全復活を遂げてもらい、グランドスラムでは台風の目となってもらいたい。

 

(画像=delpotrojuan)