【ATP/テニス】マレーがジョコビッチの全豪出場を熱望。「彼は21個目のタイトルを獲得するために戻ってくる」

 

アンディ・マレーとノバク・ジョコビッチは、強固なライバル関係を築き上げ熾烈な戦いを繰り広げてきた。特に全豪オープンでは2人とも得意としている大会である事が相まって、2012年にフルセットで行われた準決勝戦を筆頭に数々の名試合が生まれている。そんな宿敵同士でもある彼らだが、マレーはジョコビッチが全豪へ出場することを熱望しているようだ。Tennis.comが報じている。

 

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ジョコビッチは未だにコロナワクチンを接種したかどうかを表明しておらず、ワクチン接種を義務化している全豪オープンへ出場するかは未だに定かになっていない。これは、ワクチン接種は個人の選択で行われるべきという姿勢を貫いている彼なりのアピールとも取れるが、マレーはジョコビッチがすでにワクチンを接種しており、全豪で21個目のグランドスラムタイトルを獲得するために準備を始めていると考えているようだ。彼は以下のようにコメントしている。

 

「ジョコビッチの今の状況は知らないけど、僕がエントリーリストを見た時には、彼の名前がちゃんと載っていたから、ワクチン接種は終わっていてもう練習も始めていると思うな。ルールとしてワウチン接種は必ず受けなければいけないものだから、名前があるというのはそういう事だろう。僕は最終的に参加資格のある全てのプレーヤーが全豪オープンへ参加する事を望むよ。それがグランドスラムを面白くする要素の1つだし、ジョコビッチは21回目のスラム優勝という誰も成し遂げた事のない記録に挑戦するつもりのはずだ。彼の記録は驚異的なものだから、全豪に参加する事を熱望しているよ」

 

元世界王者であるマレーは、ジョコビッチが新しい歴史の1ページをめくる事を楽しみにしているようだ。果たして、三つ巴となっているグランドスラム最多優勝の栄冠は誰が手にするのだろうか?今はジョコビッチの正式な声明が出るのを待つしかない。

 

(画像=andymurray)