元世界ランキング7位で、イタリアのデビスカップ主将を務めるコラド・バラズッティは、同胞であり期待の新星であるヤニック・シナーのゲームスタイルに、あるレジェンドの影を重ねているようだ。sportskeedaが報じている。
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Can’t get bored of this redrop by Sinner 💎
— We Are Tennis (@WeAreTennis) August 1, 2022
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Correire dello Sportのインタビューで、バラズッティはシナーのプレーについて以下のように語った。
「シナーが快適にプレーできるゾーンであるベースライン付近、そこから放たれるフォアハンドとバックハンドに限っては、すでに世界最高の選手の一人と言えるから、プレーの改善の余地はあまりない」
「だから、改善できるとすれば、ミスをさらに少なくすることなんだ。速いハンズ、速い足、とてもいいテニスだ」
さらにバラズッティは、シナーのプレーと往年のレジェンドであるアンドレ・アガシを比較して次のように語った。
「シナーは、今よりもっと良いサーブとネットプレーができるはずだ。彼はネットプレーヤーではないけど、気持ちよくボレーをしに行かなければいけない。(シナーのプレーは)アガシに似ている。動きやフィジカルとしてではない。ゲームのタイプとしてね。シナーは、アガシと同じようなコンフォートゾーンで打つ、見たこともないような選手なんだ」
先日開催されたウマグOPで、ライバルであるカルロス・アルカラスを封じ込めてタイトルを獲得したシナー。ツアーを代表するベースライナーへと成長した彼は、最大の目標であるグランドスラムの頂へ向けて今後も努力を続けることだろう。
(画像=https://www.instagram.com/janniksin/)