かつてツアーの第一線で戦っていたカルロス・モヤは、現在ラファエル・ナダルのコーチを務めている。現役時には教え子であるナダルとの対決が実現したこともあるが、モヤが明かした当時の裏エピソードが話題となっている。sportskeedaが報じた。
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‘I am sorry for beating you”
— Rafa Nadal Academy by Movistar (@rnadalacademy) May 15, 2022
Do you remember this moment? It’s been 19 years since this match between @RafaelNadal and @Charlymoya! 💭🔝 pic.twitter.com/PvtUlHIdOK
上記の動画で、モヤは19年前にナダルと初対戦し、敗北した時のことを振り返った。
「正直なところ、私のベストゲームではなかった。彼もそれほどいいプレーはしていなかったね。彼はあの時から私を尊敬してくれていたし、対戦したら何が起こるのか分かっていたよ。私に勝ったとき、彼はとても恥ずかしがって、緊張した様子で『I’m sorry』って言ってきたんだ」
勝利した後も謙虚さを忘れないナダルらしいエピソードだと言えるが、モヤによれば、ナダルと初対戦した時点で彼の偉大さにはすぐ気付いたと言う。
「私は、彼が偉大な選手になることを知っていた。私に勝利してトップ10に入るために必要なものを見せてくれたし、実際に彼はあの時に約束したすべてのことを果たしたんだ」
モヤに初勝利した時、ナダルは16歳という若さだったが、その後に師弟関係を結ぶことになるとは本人も想像していなかっただろう。今年のナダルのサーブスタッツを見れば明らかだが、モヤが彼にもたらしているものは大きい。今後も2人の師弟関係は要注目だ。
(画像=https://www.instagram.com/rafaelnadal/)