ステファノス・チチパスが、We are Tennisのインタビューに応じ、ロジャー・フェデラーに不名誉な称号を与えたことが話題となっている。sportskeedaが報じた。
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Who’s the GOAT of racket destruction? Stefanos Tsitsipas’ answer from Marseille’s Open 13 will surprise you! 👀 pic.twitter.com/QNxrSmntPj
— We Are Tennis (@WeAreTennis) February 18, 2022
チチパスは「ラケットを壊す才能がある選手は?」と聞かれ、フェデラーがまれにフレームを破壊する時、これほど美しい光景はないと発言した。
「ラケットを叩き割る最も美しい選手はフェデラーだよ。ロジャーのようにラケットを壊す方法を知っている選手は他にいない」
ステファノス・チチパスが特に感銘を受けたのは、2009年のマイアミ・マスターズの準決勝でノバク・ジョコビッチと対戦した時のフェデラーのラケット・スマッシュだったそうだ。第1セットを6-3で取った後、当時世界30位だったフェデラーは、次の2セットを2-6,3-6で失い、最後は冷静さを失ってしまった。
「マイアミ(マスターズ2009準決勝)のジョコビッチ戦だったかな。あれはクリーンヒットだよ。きれいなラケット・スマッシュだ。そして、最後に手首を使ってベンチに投げるのが、スマッシュの上にチェリーを乗せるやり方なんだ」
加えてチチパスは、インタビューの中で、他にもいくつか興味深い質問にも応じていた。まず「また抜きショットの達人は誰?」という問いには、ニック・キリオスと答えた。
「ニック・キリオスは(また抜きショットの)GOATだよ。僕は練習で何度かまた抜きからウィナーを打って成功したことがあるけど、残念ながら試合ではまだ成功したことがない。いつの日か取ってみたいね」
次にチチパスは、ツアーで最もスピードのある選手として、アレックス・デミノーを挙げた。
「デミノーはスピードのGOAT。地球の90%は水で覆われているけど、残りの10%はアレックス・デミノーが覆っている」
また、詳細は述べなかったが、チチパスは全豪オープンで揉めた相手でもあるダニール・メドベデフを「トラッシュトークのGOAT」に選んだ。
「メドベデフは、審判と口論したことでGOATになった」
チチパスがネームドロップした選手たちは、誰もが一流のプレーヤーであるわけだが、もちろんチチパス本人も決して引けを取らない。次のグランドスラムである全仏オープンは相性が良いこともあり、タイトル獲得が期待される。
(画像=stefanostsitsipas98)