ワウリンカがジョコビッチとの対決を振り返る「BIG3の中でも彼との対戦が一番好きだった」

 

先日に行われたEurosportのインタビューで、怪我で離脱中のスタン・ワウリンカは、ライバルであるジョコビッチとの対戦について振り返った。sportskeedaが報じている。

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ワウリンカはジョコビッチとの対戦において、幾度となく苦汁を飲まされてきたが、彼との対決そのものは楽しんでいたようだ。ワウリンカは以下のように語っている。

「BIG3の中でも、ジョコビッチとの対戦が最も好きだった。彼には数え切れないほど負けているけど、彼のプレーは僕に一番合ってもいるんだ」

「グランドスラムの舞台でコートに足を踏み入れると、ジョコビッチが僕に対して警戒していることを感じられるんだ。彼は僕がどれだけの選手なのか知っているからね」

加えてワウリンカは、2014年の全豪オープンでジョコビッチと戦った準々決勝での思い出を振り返った。どうやら当時のワウリンカは、ジョコビッチを倒す自信が持てなかったようだ。

「自分を疑い始めてしまって、第1セットを2-6で落としてしまった。でも、なんとか我慢強くプレーして、第5セットまで粘ることができた。自分に言い聞かせたんだ。『今度こそ、彼を倒すチャンスを逃さない。私の時代だ』とね」

同年の全豪オープンでは、ジョコビッチを倒した後に、決勝戦ではナダルを封じ込め、初のグランドスラムタイトルを獲得したワウリンカ。当時のテニス界の盛り上がりについては、語るまでもないだろう。

ワウリンカが足の怪我によってツアーを離脱してから、もうすぐ1年が経とうとしているが、コート練習をしている様子がSNSでアップされていることからも分かる通り、彼の復帰は近いと思われる。ワウリンカには再び、爆発的な片手バックハンドをコートで見せてもらいたい。

(画像=stanwawrinka85)