ラファエル・ナダルとダニール・メドベデフの間で行われた全豪オープンの決勝戦の最中、観客の一人が無理やりコートに乱入してきた事件が起きたが、彼女は一体何をしようとしていたのだろうか?sportskeedaが報じている。
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The court invader at the #AusOpen final appears to have been protesting against refugee detention in Australia. pic.twitter.com/dkhJ8btof2
— James Gray (@jamesgraysport) January 30, 2022
事件が起きたのは、第2セットの第9ゲームでナダルがサーブを打とうとしていた瞬間であり、突然ある女性がコートに侵入し、プレーを中断させた。
どうやらこの女性は「Abolish Refugee Detention"(難民の拘留をやめろ)」と書かれた横断幕を掲げようとしていたらしく、オーストラリアで問題となっている難民拘留に抗議するデモ行為として、試合に乱入し注目を引こうとしたようだ。ちなみに、彼女はすぐに警備員にタックルされ、コートから外へ締め出されたため、事態はすぐに収まった。
Some bozo just jumped out of the stands onto the court (probably about three meters), got dragged out.#AusOpen pic.twitter.com/u4xzjTaIEf
— Ben Rothenberg (@BenRothenberg) January 30, 2022
壮大な盛り上がりを見せた全豪オープンだが、ジョコビッチのビザ騒動もあり、中には開催されたこと自体に不満を抱いた国民もいるのは事実だ。今回は荒事にならずに済んだが、今後のグランドスラムでは、これ以上の問題が起きないように願いたい。
(画像=@jamesgraysport)