WTAのトップ10選手であるオンス・ジャバーは、中東で最も発行部数の多い女性ファッション誌『Sayidaty』の表紙を飾り、取材の中で経済的に苦しんだキャリアの初期を振り返った。BASELINEが報じている。
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ジャバーは、生まれ故郷であるチュニジアのテニス連盟から、資金援助をほとんど受けることができずに、資金面のやりくりで苦労した経験について話した。
「コーチングやトレーニングにかかる高い費用など、技術的、経済的に多くの困難に直面していたの。私は、自分自身と夫と家族のサポートに大きく依存しなければいけなかった」
「アラブ人選手として国際大会に出れることは、私にとっても大きな誇り。サウジアラビアの女性テニスプレーヤーが増えることを期待しているし、私もお手本になれるよう頑張るつもりだよ」
お世辞にも、中東やアフリカでテニスはポピュラーなスポーツではない。ジャバーが資金面で苦労したことは頷けるが、彼女がトップ10に入ったことによってテニス人気が上がることも期待できる。ジャバーにはパイオニアとして、今後も勝ち星を積み上げて欲しい。
(画像=https://www.instagram.com/onsjabeur/)