テニスの黎明期である1960年代から1980年代にかけて、グランドスラムを39回制覇した偉業を持つビリー・ジーン・キング。そんな彼女が、アメリカのフロリダで行われたスポーツ・イラストレイテッド・アワードの授賞式で、モハメド・アリ・レガシー賞に表彰された。essentiallysports.comが報じている。
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.@leylahfernandez and @SloaneStephens: two of many women tennis players who are living our dream. #SIAwards pic.twitter.com/PTRW58NOOX
— Billie Jean King (@BillieJeanKing) December 8, 2021
このモハメド・アリ・レガシー賞は、プロアスリートとしてのキャリアの中で、長年フェアプレーを貫き世界へ大きなインパクトを与えたスポーツ選手に与えられる賞であり、過去にはNBAスターのレブロン・ジェームズや、日本でも著名なプロレスラーであるジョン・シナも表彰されている。
そこで話題となったのは、キングが授賞式に引き連れていた今年のUSオープンのファイナリストであるレイラ・フェルナンデスと、元世界3位で未だ現役であるスローン・スティーブンスだ。この2人がキングと交友があるのは意外なことであり、キングはSNSに3人で仲良く受賞パーティーを楽しんでいる様子を投稿している。
来シーズン、多くのファン達からの期待を背負う事になるフェルナンデスは、これからどのような選手へと成長していくのだろうか?先日には自身のインスタグラムで、オフシーズンを終えトレーニングを再開した様子を投稿しており、実力を証明する準備は万全のようだ。今シーズンの終盤では、インディアンウェルズでベスト16まで勝ち進んだこともあり、自分のテニスがツアーで確実に通用するものだと自信もついたことだろう。彼女の活躍が今から楽しみだ。
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(画像=@BillieJeanKing)