シフィオンテクが新コーチとの感触について触れる「プレースタイルを変えようとしているの」

 

イガ・シフィオンテクは、年々飛躍的に成長を続けている。ローランギャロスを制覇したことから分かる通り、彼女のテニスに最も適しているのはクレーだが、他のサーフェスでも彼女のテニスは発展を見せている。そして本人も、成長していることを実感しているようだ。puntodebreakが報じている。

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ドーハでのインタビューに答えたシフィオンテクは、ハードコートでの試合について以下のように語った。

「私はもともとクレーコーターだから、ハードコートでのゲームを発展させることが目標。毎年、良くなっていることを実感できているし、今年の全豪オープンは、間違いなく私にとって大きなブレークスルーとなった。クレーコートのようにコートの後ろにいるだけでなく、支配して、前に出て攻めることができるという自信と、感覚を得ることができたの。戦術面でも多くのことを学べたね」

そしてシフィオンテクは、昨年の12月に解雇したピョートル・ジエシュプトスフスキに変わってチームに加わった、新コーチのトマシュ・ビクトロウスキーについても言及した。

「彼は経験豊富だから、私に違った視点を与えてくれる。彼はサーキットで多くのことを経験していて、多くのことを知っているように感じるの。コート外でも私を理解してくれているしね」

「彼はテニスの面で、私のプレースタイルを変えようとしている。もっとアグレッシブになり、コート上で支配することを望んでいるの。オーストラリアでは、この新しい戦術を試すことができた。そして、それが功を奏した。この点については、今後も積極的に取り組んでいきたいと思っているね」

5年連れ添ったジエシュプトスフスキを解雇した当時は、シフィオンテクのキャリアにどのような影響が及ぶか話題となったが、今のところビクトロウスキーとのコンビは上手くいっていると言えるだろう。今年の全仏オープンは、シフィオンテクのタイトル奪還が期待される。

(画像=iga.swiatek)