【ATP/テニス】ガエル・モンフィスが「2021年は最悪の年だった」と回顧。

 

世界ランキング21位のガエル・モンフィスは、L’Equipeとのインタビューで、困難だった2021年シーズンの振り返りと、2022年の目標について明かした。

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モンフィスは、本来の実力を発揮することができないまま、2021年のシーズンを終えた。タイトルを1つも獲得できず、加えて19勝17敗という平凡な成績では、元トップ10選手としては少し情けない結果と言えるだろう。そんなモンフィスはインタビューの中で、パンデミックの中でのプレーは “とても複雑 “だったと述べた。

「パンデミックは僕を蝕んだ。復帰しようとしたとき、状況はかなり複雑だった。観客がいなくて、エネルギーがなかったから、このような状況でプレーしたいと思えなかった。僕はプロらしからぬシーズンを送ってしまったと思う」

しかし、パンデミックの弊害に苛まれながらも、モンフィスにとって2021年は記念すべき年だった。なぜなら、長年のガールフレンドであるエリナ・スビトリーナと結婚を果たしたからだ。

「2021年から取り上げる唯一のポジティブなニュースは、スビトリーナとの結婚だった。本当に悪い年、最悪の年だった。言葉も出ない。2020年半ばから2021年にかけての期間の出来事は、思い出さないようにしてるよ」

モンフィスにとって今シーズンは、再起をかける大切な年となるだろう。彼はインタビューの最後に、最高のフォームを取り戻したいと強調した。

「気分はいいし、プレーの予習もしっかりできた。コーチのギュンターとリチャード(ラッケルズハウゼン)と一緒に頑張ってきたよ。順調にここまで来れた。目標は、(全豪オープンに向けて)2週間後に良い状態になることさ。すぐにでも良いプレーをしたい」

モンフィスは、全豪オープンの前哨戦となるアデレード国際で、アルゼンチンの金の卵であるフアン・マヌエル・セルンドロと対戦する予定だ。

(画像=iamgaelmonfils)