【海外テニス】マレーの元コーチが思い出を語る「彼は何を言っても『Why?』と返してくるんだ」

アンディ・マレーの元コーチであるブラッド・ギルバートが、かつて世界ランキング1位だったマレーへのコーチングについて振り返った。sportskeedaが報じている。

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ギルバートは、アンドレ・アガシやアンディ・ロディックなど、コーチングキャリアで多くのトップテニスプレーヤーと共に働いてきた。そんな彼は、2006年にアンディ・マレーのコーチとなり、1年間彼をコーチングした経験がある。

最近、ギルバートは『The Craig Shapiro Tennis Podcast」に出演し、ファンからの質問に答えた。彼は、マレーへのコーチングを振り返って以下のように語った。

「アンディ・マレーは、何を言っても何をコーチングしても、いつも『Why?』と返してくる。『それには10,000ページ分の証拠があるのか?』みたいな感じでね。だから私は『これは私が経験してきたことなんだ』と言い聞かせていたよ」

「何かアドバイスをするたびに、彼はいつも根拠を尋ねてきた。最後には耐えかねて『君は私がわざと間違ったアドバイスをすると思うかい?』と言ったぐらいだよ」

キャリア晩年を迎えても、貪欲に勝利を追い求める姿勢が評価されているマレー。第一線で彼をコーチングしていたギルバートは、そんなマレーの闘争心を直に感じた人間の1人だと言える。マレーのキャリアは、今後も多くの人間にインスピレーションを与えることだろう。

(画像=https://www.instagram.com/tennischannel/)