先日のATPファイナルズでは補欠ながらも初出場を果たし、大きなインパクトを残したテイラー・フリッツ。年末ランクも自身初の一桁で終え、知名度も大きく上がった彼だが、どうやらフリッツは地元アメリカでテニスがあまり注目されないことに不満を抱えているようだ。sportskeedaが報じた。
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— Davis Cup (@DavisCup) November 24, 2022
デビスカップの決勝トーナメントで行われたアメリカ対イタリアの一戦で、ローレンゾ・ムゼッティに勝利したフリッツは、試合後の記者会見で次のように語った。
「もし、デビスカップで優勝したとしても、ESPNやアメリカのスポーツチャンネルで話題になることはないと思う。もしかしたら、優勝の美酒は味わえるかもしれないけど、それよりもアメリカでテニスが注目される方が大事だよ」
「だけど、チームのみんなは勝ちたがっている。僕にとってデビスカップで重要なのは、優勝できるかどうかだけだ。準々決勝で負けても、準決勝で負けても、決勝で負けても、優勝できなければ全て同じなんだ」
フリッツの健闘も虚しく、残念ながらアメリカはイタリア代表に敗北してしまったが、ハングリー精神に満ち溢れている彼は既に次の戦いへ目を向けていることだろう。ぜひともフリッツには、アメリカのテレビ番組で連日放送されるような選手へ成長してもらいたい。
(画像＝https://www.instagram.com/taylor_fritz/)
