ATP界の新鋭であるカルロス・アルカラスが、Vanity Fair誌の取材に応じ、自身の持つ価値観や、プレッシャーへの対処の仕方について語った。BASELINEが報じている。
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18歳という若さで初のATPツアータイトルを獲得し、ネクストジェネレーションATPファイナルズのトロフィーも手にして、飛躍の2021年シーズンを締めくくったアルカラス。そんな彼は根っからのテニス馬鹿であるようだ。
「僕はひたすらに練習を続け、チームの意見を汲み取り、改善していく必要がある。普段の練習は、フェレーロ(アルカラスのコーチ)のアカデミーで1日に5~6時間、必要な時にはもっとやるよ。トレーニングするのは好き。楽しいよ」
また、ジュニア時代からチームに専属の心理学者を加えているアルカラスは、プレッシャーへの対処法やコート上での感情のバランスの取り方において、自分なりのルールがあるそうだ。
「勇気あるプレーができないときは、自分を責めるんだ。こうしてれば、もし挑戦して失敗した時でも『チャレンジ精神は尊重できたぞ』と自分に言い聞かせる事ができるからね」
シード選手として臨んだ全豪オープンでは、惜しくもフルセットでベレッティーニに敗北する結果となってしまったが、真面目にハードワークを重ねるアルカラスの未来は間違いなく明るいだろう。
ちなみに彼は、記者からの「お金に興味はある?」というちょっとした意地悪な質問に対して、以下のように答えていた。
「お金?僕は贅沢できるタイプの人間じゃないから、今はそういうことは考えていないよ」
(画像=Vanity Fair)