【2022年版】全豪オープンで最も多額な罰金を受けた選手ランキング。

 

2022年の全豪オープンは、グランドスラムの歴史上、最も選手達が感情を表に出したトーナメントの一つとなっている。その証拠として、何人かの選手達は多額の罰金を科せられている。essentiallysportsが報じた。

【関連記事】チチパスのファミリーボックスにおとり捜査官が潜入。【コーチング警告】

最も多額の罰金が課されたのは、デニス・シャポバロフだ。彼は15,000ドル(約172万円)の支払いを命じられており、これはラファエル・ナダル戦での審判への暴言や、試合直後にラケットを破壊したことが原因となっている。

ステファノス・チチパスは13,000ドル(149万円)の罰金額で、全体の2位にランクインした。これは、大会中3度に渡ってコールされたコーチングバイオレーションに関するものだ。

次に罰金額が多かったのは、チチパス戦で審判へ「もし(警告を)コールしなければ、お前はただの子猫ちゃんだ」と暴言を吐いたダニール・メドベデフで、合計額は12,000ドル(138万円)となった。彼はラファエル・ナダルとの決勝戦が残っているため、まだ罰金額が増える可能性もある。

ちなみに、女子選手の中で、罰金が課せられたのは、オセアン・ドディンが1回戦でコーチング違反を受けた1件だけだった。例年になく荒れた2022年の全豪オープン。来年は少しでも選手たちへの罰金が減ることを祈るばかりだ。

(金額は2022年1月時点のもの)
(画像=denis.shapovalov)