2022年の全豪オープンは、グランドスラムの歴史上、最も選手達が感情を表に出したトーナメントの一つとなっている。その証拠として、何人かの選手達は多額の罰金を科せられている。essentiallysportsが報じた。
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New:#AusOpen competition in the men’s fines list, stacked with multiple-offenders, is as competitive as on court!
— Ben Rothenberg (@BenRothenberg) January 29, 2022
🥇Shapovalov – $15,000
🥈Tsitsipas – $13,000
🥉Medvedev* – $12,000
Kyrgios* – $10,000
*Still able to further offend in upcoming matches! pic.twitter.com/NhOfsgKNTk
最も多額の罰金が課されたのは、デニス・シャポバロフだ。彼は15,000ドル(約172万円)の支払いを命じられており、これはラファエル・ナダル戦での審判への暴言や、試合直後にラケットを破壊したことが原因となっている。
You don’t see that every day!! 🤯🤯
— Wide World of Sports (@wwos) January 25, 2022
After clashing with the umpire for a second time, Shapovalov has been met in the middle of the court by his opponent Rafael Nadal to sort out business. 🎾👏#AusOpen – Live on Channel 9 and 9Now pic.twitter.com/2nl8dz0yzG
ステファノス・チチパスは13,000ドル(149万円)の罰金額で、全体の2位にランクインした。これは、大会中3度に渡ってコールされたコーチングバイオレーションに関するものだ。
次に罰金額が多かったのは、チチパス戦で審判へ「もし(警告を)コールしなければ、お前はただの子猫ちゃんだ」と暴言を吐いたダニール・メドベデフで、合計額は12,000ドル(138万円)となった。彼はラファエル・ナダルとの決勝戦が残っているため、まだ罰金額が増える可能性もある。
ちなみに、女子選手の中で、罰金が課せられたのは、オセアン・ドディンが1回戦でコーチング違反を受けた1件だけだった。例年になく荒れた2022年の全豪オープン。来年は少しでも選手たちへの罰金が減ることを祈るばかりだ。
(金額は2022年1月時点のもの)
(画像=denis.shapovalov)