女子テニス界のレジェンドであるマルチナ・ナブラチロワが、ローマ・マスターズの男女の賞金格差に対して声を上げた。essentiallysportsが報じている。
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ナブラチロワは、自身のTwitterで以下のように失望を表明した。
The prize money in Rome stinks! Whatever happened to equal money in combined events?!? https://t.co/dYyEB3aqKs
— Martina Navratilova (@Martina) May 8, 2022
「ローマの賞金は胡散臭い!複合競技の賞金均等化はどうなったの?!?」
実はローマは、男女の優勝賞金に大きな差があるトーナメントの1つだ。今年の男子の優勝賞金は836,355ユーロ(約1億1500万円)であるのに対し、女性の賞金は33,260ユーロ(約4600万円)と差は2.5倍以上ある。ナブラチロワの指摘は正しいと言って間違いないだろう。
テニス界で最も威厳のあるトーナメントであるウィンブルドンが、今年から男女の決勝チケットの値段を統一したことからも分かる通り、ツアーは男女に隔たる障壁を失くす方向へと動きつつある。願わくば、ローマでも同じムーブメントが起きて欲しいものだ。
(画像=https://www.instagram.com/newportbeachttc/)