【ATP/テニス】キリオスが性的欲求不満によるプレーへの悪影響を語る。「最初の彼女とは半年間も離れ離れだった」

 

先日、自身のポッドキャスト番組を始動させ、テニス界の様々な側面について討論をしているニック・キリオス。そんな彼が、キャリア初期に抱えていたあるプライベートな問題について、赤裸々に語った。海外ニュースサイトnews.comが報じている。

 

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キリオスが抱えていた問題とは、すなわちガールフレンドと長く会えないことによる「性的な欲求不満」だったそうだ。彼は以下のように話している。

 

「ツアーを回っているせいで、最初の彼女とは半年間も離れ離れだった。俺は、試合で最高のパフォーマンスを発揮しようとすると、精神的にも肉体的にも誰かが恋しくなる。それがフラストレーションになって試合に悪影響を及ぼすんだ。コートに立っていても、ちょっとムラムラしちゃうんだよ。」

 

キリオスが言う事も一理あるかもしれないが、ツアーに参加している選手の中には、客席のファミリーボックスでガールフレンドやパートナーが帯同している事を見受ける事も多い。彼の元ガールフレンドも、ずっとツアーについて行くことは無理だとして、6ヶ月間の空白期間を埋めるべく、彼に会いに行くことは出来なかったのだろうか?またキリオスは、家族と長く一緒にいられない問題についても言及した。

 

「数年前は、家族との関係があまり良くなかった。いつも離れていたせいだよ。テニスで勝ったり、負けたりを繰り返していると、世界のいろんな部分が自分と敵対しているように思えてきて、それが原因で家族を遠ざけていた。」

 

「親しい人と仲違いをしてしまった事もあった。」とも語っていたキリオス。彼は見た目とは相まって、性格はかなり繊細なようだ。しかし、そこが彼の魅力でもある。

 

「AFL(オーストラリアのフットボールリーグ)の選手たちを見てみろよ。彼らは1ヶ月間バブルで過ごすことにブーブー文句を言っていたが、俺は1年の内7ヶ月間、毎週のように違う環境へ移動して海外生活を送っていたんだ。それに比べたら、彼らの不満は生優しいものだよ。」

 

キリオスには、地元で開催される全豪オープンへの出場が期待されている。しかし、ここまでツアーに嫌悪感を抱いている人間が、今後トーナメントに参加することはあるのだろうか?彼がテニスに真摯に向き合うことを祈るばかりだ。キリオスのポッドキャストは、以下のリンクからチェックできる。

 

 

(画像=@NickKyrgios