【ATP/テニス】ルーネがジョコビッチのヒッティングパートナーをした時を振り返る。「彼がBIG3の中で一番心が広い」

 

今シーズン、世界ランキングを350以上ランクアップさせ、ATP NEXT GEN FINALにも出場し飛躍の1年を過ごしたホルガ・ルーネ。18歳にして世界ランキング100位圏内も見えてきたわけだが、彼は来シーズンに向けてどんな目標を掲げているのか?スペインのテニスサイトpuntodebreak.comが報じている。

 

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ルーネは記事内でこのように語った。

 

「ATPトーナメントで優勝したい。おそらく、シーズンの前半はATP250でタイトルを狙って、後半はATP500に標準を合わせる感じになると思う。まだしばらく、チャレンジャー大会には出場し続けなければいけないけど、レベルの高い試合に慣れるために、早くATPトーナメントでリズムを取れるようになりたい。」

 

直近のチャレンジャー大会でもベスト4と安定して結果を残し続けているルーネ。すでに目線は次のレベルへと向けているようだ。また彼は、これから幾度と対戦する未来にあるアルカラスとのライバル関係についてもコメントしていた。

 

「アルカラスとはジュニアの頃から対戦してきたから、僕にも彼に勝つ可能性は十分にある。今は彼の方がランキングも高いし、トーナメントでの結果も残しているけどね。これからは何度も対戦する事になるだろう。」

 

今シーズンのアルカラスの勢いは確かに凄まじかったが、ルーネも今年はUSオープンの予選を突破し、ノバク・ジョコビッチと初対戦を果たした。そして興味深いのは、実はルーネが14歳の時にジョコビッチのヒッティングパートナーをしていたという事だ。ジョコビッチは普段、モンテカルロを拠点として活動しているが、ルーネはそこで彼とコンタクトを取ったようだ。

 

「ジョコビッチのヒッティングパートナーをした時、彼は”自分のテニススタイルは気に入っているかい?”と話しかけてくれて、自分のテニスを貫く重要性を教えてくれた。彼はポジティブだったよ。世間はナダルとフェデラーを”良い人”の代表格として語るけど、僕らみたいな若い世代を受け入れる心の広さは、BIG3の中で彼が一番大きいと思う。」

 

ジョコビッチからの金言は、当時少年だったルーネにとって特別なものだったに違いない。ルーネには今後もハードワークを積んでもらい、ぜひ再びジョコビッチとコート上で再戦してもらいたいものだ。

 

 
 
 
 
 
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