エレナ・オスタペンコは、現在開催されているサンクトペテルブルクでの準決勝で、イガ・シフィオンテクを倒す金星を挙げたが、試合中の観客のリアクションに不満を募らせていたようだ。puntodebreakが報じている。
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この試合では、ポーランドから来たシフィオンテクのファンが多かったこともあり、オスタペンコがサーブをする合間に拍手で邪魔をされるシーンがあった。そのことについて彼女は、以下のように回顧している。
「スタンドにファンがいるのは嬉しかった。ポーランドのファンは別だったけど。私のセカンドサーブの合間に拍手をする人たちがいたの。あれは正しいことではないと思う」
「これはサッカーの試合ではなく、テニスの試合。シフィオンテクがダブルフォルトをしても、誰も拍手をしなかったのは、人々がどう振る舞うべきかを知っているから。どう振る舞っていいかわからない人もいるよね」
「でも、そのおかげで、より一層、試合に勝ちたいという気持ちが強くなったと思う。彼らが何をしていようと気にならなかったよ」
逆境を力に変えることができるオスタペンコは、今後もツアーでその存在感を発揮し続けるだろう。サンクトペテルブルクでは、タイトル獲得の期待がかかる。
(画像=jelena.ostapenko)