現在開催されているASBクラシックで、イタリアのベテラン選手であるファビオ・フォニーニと、アメリカの新星であるジェンソン・ブルックスビーが、試合中のコードボールを巡ってお互いを痛烈に批判し合った。sportskeedaが報じている。
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Would you believe it? 🤩
— Tennis TV (@TennisTV) January 9, 2023
Jenson Brooksby Loved it, Fabio Fognini did not 😠#ASBClassic pic.twitter.com/4TodLja7OH
事件は、セットカウント1-1で迎えた第3セットに起きた。フォニーニが先にブレイクし2-0とリードしていた次のゲームで、ブレイクバックのチャンスを迎えたブルックスビーは、この重要なポイントをバックハンドのコードボールで辛くも掴み取り、フォニーニのリードを縮めることに成功した。
しかし、このラッキーショットに対してフォニーニは、チェンジコートする際にブルックスビーへ謝罪するよう要求。ブルックスビーがこれを拒否したため、2人の間には険悪な雰囲気が流れた。
通常、コードボールを打ってしまった側の選手は、対戦相手に向かって意図的なショットではなかったと誠意を見せるのが普通だが、なぜブルックスビーは謝らなかったのだろうか?彼は以下のように答えている。
「試合の最中で(コードボールは)普通に起こることだ。フォニーニは、コードボールを謝るべきだと主張してきたが、僕はコードボールがラッキーショットではないと教えられて育ったんだ」
ブルックスビーの主張も一理あるが、間違いなくフォニーニはコート上でリスペクトされていないと感じたことだろう。2人の関係がどのように発展していくのか次の対戦が興味深い。
ちなみに、フォニーニは試合後、この論争について自分の意見を述べるために、インスタグラムのストーリーで以下のように皮肉した。
「面白い。新世代を愛しているよ」
(画像=https://twitter.com/ASB_Classic)