BIG4の一員として時代を築いたアンディ・マレーは、誰もが認める輝かしいキャリアを過ごして来たのと同時に、相次ぐケガに泣かされてきた選手の1人でもある。幾度となくカムバックを果たしてきた彼だが、もう怪我を乗り越える気力は残っていないのかもしれない。sportskeedaが報じた。
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— Andy Murray Fan Club (@MagicMurrayFans) December 21, 2022
直近のインタビューで、マレーは以下のように答えている。
「もし、体の調子が良く、コンスタントに試合に出場できるなら、プレーを続けるはず。だけど、この年齢で、これまで抱えてきた問題のことを考慮すると、キャリアを長く続けられるとは思えない。もし、また大きなケガをしたら、おそらく復帰しようとは考えないだろうね」
既に35歳であるマレーの回復力を考えると、次に大きな負傷をした時がもしかしたら引退のタイミングなのかもしれない。加えてマレーは、オフシーズンにこなしているトレーニングについても言及した。
「フロリダで3週間合宿して、体を鍛え、ゲームにも取り組み、かなりいい練習ができたよ。ジムでは、持久力とスタミナをつけるために多くのワークアウトをした」
「今年の出来には満足していない。それでもランキングを1年で125から50まで戻せた。来シーズンは、これまでのハードワークで結果が改善し続けることを期待しているし、競争するモチベーションもあるよ」
股関節の怪我を不屈の精神で乗り越え、多くのテニスプレイヤーに夢を与えてくれたマレー。彼の努力が実ることを祈るばかりだ。
(画像=https://www.instagram.com/andymurray/)