元世界ランキング3位のドミニク・ティエムは、昨年6月のマヨルカOPで右手首を負傷して以来プレーしておらず、今シーズンのコルドバOPで待望の復帰を予定していたが、指の靭帯の痛みを理由に撤退を発表した。tennis.comが報じている。
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ティエムは、InstagramのコルドバOPの大会公式アカウントで、以下のように語った。
「拳の間に小さな裂傷があり、靭帯に少し負担がかかっているんだ。手首の怪我は全く問題ないけど、手の痛みのせいで練習不足だ。トレーニングでは、セット練習もポイント練習もできていない」
ティエムは、十分に回復できれば、来週に行われるブエノスアイレスOPに出場する予定であり、加えて翌週のリオデジャネイロOPにもエントリーしている。万が一、怪我の回復がさらに遅れるようなことがあれば、ダブルサンシャインの一角であるインディアンウェルズをターゲットにするだろう。
ティエムは明確な復帰時期については明かさなかったが「現在のフィジカルの状態は、90~95%のところまで来ている。本当の意味で戦えるようになるまでには、あと数週間ぐらいかかると思う」と語っていた通り、今回の怪我は軽症だと思われる。彼の復帰戦がいつになるのか楽しみだ。
(画像=domithiem)