【海外テニス】トニー・ナダルがルードのキャリアを回顧「世界2位になれる選手には見えなかった」

 

キャスパー・ルードは、今シーズン飛躍的な成長を遂げ、世界ランク3位でシーズンを終えることとなった。彼は、ラファエル・ナダルの叔父トニー・ナダルが運営に携わっているラファ・ナダル・アカデミーを拠点としてトレーニングを行っているが、トニーはルードのバックハンドに大きな感銘を受けているようだ。BASELINEが報じている。

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トニーは、ルードがアカデミーにやって来たばかりの頃を回顧し、以下のように語った。

「ルードは、アカデミーに来たとき、脚の動きが悪かったから、バックハンドが弱点だと感じたのを覚えている。だけど今は、彼のバックハンドはとても素晴らしいレベルだ」

「毎年、ルードは少しづつ良くなっている。彼がアカデミーに来た時、世界2位になれる選手だとは思っていなかったけど、彼の試合をたくさん見て、とてもいいテニスプレーヤーだと分かったよ。彼は世界ランク1位になれる」

「キャスパーには重いストロークを打つ能力がある。彼のストロークは非常に簡単でシンプルなフォームで、複雑さがない。だから、毎回冷静にヘビーヒットができる」

ルードが放つ大量にスピンがかかったバックハンドは、対戦相手からすると驚異的な武器だろう。トニーの予想を良い意味で裏切ることに成功した彼には、来シーズンでの活躍も期待したい。

(画像=https://www.instagram.com/casperruud/)