オーストラリアの夏がいよいよ本格的に始まり、ファン達の盛り上がりも激しい。しかし、コロナの感染リスクに晒されている観客達は、普段よりも選手との距離を遠くに感じることだろう。だが、そんな現状の中、ラファエル・ナダルがファン達に向けて行った紳士的な態度が、今話題となっている。essentiallysportsが報じた。
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Pendant qu’il y en a qui passe entre les piquouzes, Rafa Nadal s’excuse platement de ne pas pouvoir signer des autographes après son entraînement sur les courts de l’open d’Australie à cause des règles sanitaires.
— Benoit Maylin (@BenoitMaylin) January 4, 2022
C’est ça la classe. pic.twitter.com/mQih9VMeEZ
ナダルは、ファンサービスに熱心な選手だ。しかし、数週間前にアブダビで行われたエキシビション・トーナメントの後、彼自身がウイルスに感染したこともあり、衛生面にはかなり気を使っているのだろう。上記の動画では、メルボルン・サマーセットのコートでのトレーニングを終えたナダルが、恒例となっているファンへのサインを「I’m sorry guys, I will not be signed(ゴメンね、みんな。サインすることはできないんだ)」と丁重に断っている姿が見受けられる。
ファンサービスに関心を示さない選手は多いが、ナダルはその点においても、際立って一流だ。これは、彼が世界中で支持される理由の1つだろう。
先日は同胞のムナールと、メルボルン・サマーセットのダブルスに出場し、トマス・エチェバリーとセバスチャン・バエズのペアを相手に勝利したナダル。シングルスの復帰戦ではリトアニアのリカルダス・ベランキスと対戦する予定だが、白星を飾ることは出来るのだろうか?
(画像=rafaelnadal)