キリオスが自身のジュニア時代を振り返る「少し太ってたから最悪の結果を出していた」

 

ニック・キリオスは、ウィンブルドンでファイナリストになったことで、存分に自身の強さを証明した。しかし、キャリアが浅い頃は、彼の実力に大して否定的な人たちも存在したようだ。sportskeedaが報じている。

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上記のインタビューで、キリオスは以下のように語っている。

「文字通り、多くの人から『(テニスは)やめとけ』と言われ、友人からも疑われたことがあった。12歳、14歳、16歳の頃は、ただ楽しもうと思っているだけの子供なのに『お前はうまくなれない』『このスポーツで何の足がかりにもなれない』と言われた。それを聞き流すのは簡単じゃなかったけど、俺はただ我慢し続けたんだ」

「最初のコーチとエージェントが、俺のプレーを見てスカウトしてくれたけど、エージェントは『極めて才能はあるが、態度が悪い。聞き分けも悪い 』と言っていた」

「ジュニアとしてプレーしていた時、少し太っていたんだ。だからアカデミーでは、スプリント、ジャンプ、ウェイトなど、想像しうるすべてのテストで最悪の結果を出していた。コーチからは『もうダメだ』と言われていた。当時、試合には勝っていたけど『いつかは追いつかれる。こんなことをしていては、トップレベルにはなれないよ』って言われたんだ」

キリオスに期待を寄せることができなかった人たちは今頃、彼の才能を見抜くことが出来なかったことについて後悔していることだろう。今後もキリオスには、良い意味で周りの評価を裏切るようなプレーを期待したい。

(画像=https://www.instagram.com/k1ngkyrg1os/)